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内野聖陽「老境に迫った人間演じられるか」オファー悩むも大森寿美男氏の言葉で決断


内野聖陽はWOWOWドラマ「ゴールドサンセット」の完成報告会で、主演を務める謎の老人役への出演を決めた経緯を語った。55歳での高齢者役に不安を感じつつも、監督の大森寿美男氏から「心が老いている人」を演じるという視点を教えられ、出演を決意したことを明かした。内野にとって大森氏とのタッグは4度目だが、監督と俳優としては初めての試みで、大森氏の抽象的で観念的な指示を「面白くも難しい」と振り返った。一方、大森氏は内野が役になりきって生きる姿勢を絶賛し、共演を夢見ていたと喜びを表現した。

ドラマ「ゴールドサンセット」完成報告会に登壇した内野聖陽(左)と大森寿美男氏

俳優内野聖陽(56)が7日、都内で行われた、主演するWOWOWの連続ドラマW「ゴールドサンセット」(23日スタート、日曜午後10時)完成報告会に登壇した。

白尾悠氏による同名小説の映像化で、内野演じる謎の老人をはじめ、心に傷を抱えた人々が人生を見つめ直すヒューマンドラマ。今作の監督と脚本は、内野の代表作でもあるNHK大河ドラマ「風林火山」を手がけた大森寿美男氏(57)が担当。2人は今回で4度目のタッグとなる。

古いアパートに住む老人阿久津勇を演じた内野は「撮影当時は55歳で、老境に迫った人間なんて演じられるだろうかと不安があってなかなか(オファーに)OKを出せなかった」と明かした。しかし「監督が『本当に老いているのではなく、心が老いている人を撮りたいんだ』と。その一言で決めた記憶があります」と語った。

これまで大森氏の手がけた脚本を何度も演じてきたが、監督としてタッグを組むのは初めて。「非常にロマンチストな監督なんじゃないか。具体的というより抽象的、観念的に示してくれるので面白いけど非常に難しい。『やってやろうじゃん』という気にさせてくれるやり方が印象的でした」と振り返った。

大森氏は「監督という立場で内野さんとご一緒するのが夢だった」と笑顔。「役を作る、演じるというよりその役となってその時間を必死に生きようとしてくれる。阿久津の人生も生ききってくれたと確信しています」と絶賛した。

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