歌手竹内まりや(69)が2日、TBS「日曜日の初耳学」(日曜午後10時)に出演。番組未公開のトーク部分についての放送で、夫の山下達郎(71)との“最悪”の初対面について語った。
昭和、平成、令和の3つの時代でオリコン1位を獲得した初の女性アーティストでもある竹内は、MC林修(59)から「音楽活動するきっかけは?」と問われると「大学のアマチュアバンドでサークル活動をしていて、コーラスのレコーディングのお手伝いをしていて、アルバイトで歌を歌うというのがきっかけといえばきっかけですね」と返した。
林からさらに「ご主人と会われたのはその時ですか?」と問われ「達郎との出会いはデビューアルバムのときに作詞作曲してくれた曲が1曲(「夏の恋人」)あって、その時が最初だと思う。私が一方的にシュガー・ベイブ(山下が所属していたバンド名)を一方的に見ていて、実際に対面したのはそのときです」と明かした。
林から「ご主人の音楽は聴いていたんですね」と聞れると、竹内は「大ファンでした。人間としての彼は知らなかったので、初めて会ったときに『楽曲を書いていただきありがとうございます。あの申し訳ないのですが、ここにサインをいただけませんか、記念に』と話したらすごい怒られて『まがりなりにも君もプロのシンガーとしてやるんだったら、同業者にサインを求めるようなことは絶対にしちゃダメ』ってお説教されたんですね」と当時を振り返った。
そのときに竹内は「そんときに『嫌な感じー』と思ったんですけど、ウチに帰ってから、確かにまっとうなことをおっしゃったんだな、と。ちゃらちゃらしてはいけないということを彼が教えてくれた」と納得したという。