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上野樹里「グレーのフィルターつけられたらなんだって怪しく見える」今こそ見てほしい映画紹介


女優の上野樹里は、SNSにおいて映画『隣人X-疑惑の彼女-』を紹介した。この映画は、彼女にとって7年ぶりの主演作で、宇宙の惑星難民"X"が日本に現れ、人間社会に混乱をもたらすミステリーロマンスを描いている。上野は、他者への疑いが簡単に生じる現代社会の心理を描く本作を通じて、「大切なものは目に見えず、感じるもの」であると強調し、日々の中で何が大事かを再考する意義を伝えている。映画は、多様な外的要因からの隔たりや分断を象徴する内容で、現在の社会における問題にも通じるとの意図を持つ。特に、難民や移住者、ワクチン非接種者など、さまざまな社会的な問題をメタファーとして描いている。

上野樹里(24年10月撮影)

女優の上野樹里(38)が29日までにX(旧ツイッター)を更新。今こそ見てほしいという映画について紹介した。

SNS上にさまざまな疑惑や臆測が飛び交う中、上野は「今こそ映画『隣人X』見てほしい」と、23年公開の主演映画「隣人X-疑惑の彼女-」(熊澤尚人監督)について書き出した。

同作は宇宙の惑星難民「X」が人間の姿に形を変えて日本社会に来ることで巻き起こるミステリーロマンス。上野にとっては7年ぶりの主演映画で、林遣都(34)が演じる週刊誌記者の笹憲太郎が「X」疑惑のかかった柏木良子(上野)の追跡を始め、スクープを追う。

上野は「例え家族親友でも 大切なものはいつだって目に見えない、感じるもの。グレーのフィルターつけられたらなんだって怪しく見える」との思いをつづり、「Xは、難民、海外移住者、ワクチン非接種者 様々な比喩 外的要因で簡単に右往左往分断される心理 人の心は、もっと尊い存在」と意味深長に記した。

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