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フジテレビ解説委員、文春おわびに私見「訂正ってできるだけ目立たないように…典型的なやり方」


フジテレビの解説委員、風間晋氏が「めざまし8」に出演し、週刊文春の中居正広さんと女性とのトラブルに関する報道の訂正について、「典型的なやり方」と評しました。風間氏は、報道機関の訂正は目立たない形で行われることが多いと指摘し、ネット環境の変化で情報の拡散が速い今、従来の方式が適切かどうか疑問を投げかけました。また、中居さん宅でのバーベキューに女性が参加した件についても、"延長"という表現の出所が重要であると述べました。番組内では、週刊文春が訂正を行い、当初の報道内容が誤っていたことを公式サイトでおわびしたことも報じました。

風間晋解説委員(2019年3月撮影)

フジテレビの風間晋解説委員が29日、フジテレビ系「めざまし8」(月~金曜午前8時)に出演。週刊文春が中居正広さんと女性とのトラブルが起きた当日の会食についての報道を一部訂正した件で、「典型的なやり方」と評した。

風間解説委員は、「記者の経験からすると、訂正ってできるだけ目立たないように『やりましたけど、でも気づかれない形でやる』というのが典型的なやり方。『ちゃんとやっていますよ』と言い訳ができればいい」と、報道機関の方式を説明した。

さらに、「メディアの環境は激変中。特にネットで情報を取るようになって、ものすごいスピードで拡散し、何度も繰り返し見るからガチッと定着しちゃう。環境の変化が文芸春秋側も分かっているはず。環境の変化が分かっているにもかかわらず、訂正は十年一日じゃないですけど、昔のまんま済ませるというのはどうなの」と疑問を呈した。

また、中居さん宅でのバーベキューに女性が参加した件についても指摘。「記者的な感覚から言うと、バーベキューの延長という言い方をしている。延長という単語が当該女性の方から出ているのか、取材記者の側から言っているのか、そこはとても大きなポイントだと思いますよ」と話していた。

番組では、週刊文春が28日、トラブル当日の会食について「『X子さんはフジ編成幹部A氏に誘われた』としていましたが、その後の取材により『X子さんは中居に誘われた』『A氏がセッティングしている会の”延長”と認識していた』ということがわかりました」と公式サイトで報告し、おわびして訂正したことを報じた。

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