今月末でSTARTO ENTERTAINMENTから独立する中山優馬(31)が28日、神奈川県民ホールでラストツアー「Wings For The GOOD VIBES」神奈川公演初日を行った。
ソロデビュー曲「Missing Piece」など全24曲を披露したほか、かつてユニット「NYC」として活動した山田涼介、知念侑李(ともに31)とスペシャルコラボのステージを披露。18年間の軌跡を詰め込んだ。
3人のシルエットが現れた瞬間、会場は黄色い歓声の一色。中山は「俺たちがNYCだ!」とさけび「うそみたいだろ!」と大興奮。約12年ぶりに“復活”し、当時と同じ立ち位置で「よく遊びよく学べ」など2曲を歌唱した。知念は「12年ぶり?」と笑い、山田は「歌詞も曖昧だけどそれも良しか」と懐かしみつつ「まだ解散してないからね」と意味深なひと言。エモさあふれるサプライズでステージに華を添えた。
中山が師匠と慕う屋良朝幸(41)が担った、総合演出と振り付けのもと、多様な曲調を歌いこなし会場を魅了。中山は今後について「前向きな気持ちの独立です」とし「これからは表現者として芸道をまい進していきたい」と培った礎を元に未来を描く。【望月千草】