関西の名物アナでカンテレ出身のフリーアナウンサー、山本浩之(62)が28日、MBSラジオ「ヤマヒロのぴかッとモーニング」(月~金曜午前8時)で、ラジオを緊急降板し、無期限活動自粛となったフリーアナウンサーの生島ヒロシ(74)に言及した。
生島は前日27日朝放送のラジオを終え、同日午後になってTBSラジオ「生島ヒロシのおはよう定食」「生島ヒロシのおはよう一直線」の降板が発表された。生島自身も「友人から送られた不適切な写真」を女性スタッフに送るなど「重大なコンプライアンス違反」をしたと認めている。
これについて、「ヤマヒロ」の愛称で親しまれる山本は「TBSラジオを27年間務めましたフリーアナウンサーの生島ヒロシ、74歳。もう呼び捨てや! こうなったら! 先輩やけど」と言い、電撃降板のニュースに触れた。
続けて「ビックリしましたね。突然、TBSラジオの冠番組を降板し無期限の活動停止と。何があったの? って」と驚きを隠さず。アシスタントのMBS古川圭子アナウンサーから、前日はフジテレビの会見が予定され「その10分前ぐらい、ネットニュースで知った」と言われると、山本が同調して続けた。
「そう! よく、臆測でいわれるのが、あんなおっきいこと(フジテレビの会見)があると、そこに、ちっちゃいの(ニュース)をぶつけて、事を荒立てんとこって…。そう、勘ぐりも入れたくなるんですけど」
生島への不信感は止まらず「昨日までしゃべってたってことでしょ? 昨日終わって突然の降板。内容をね、新聞とか、ネット記事で確認したら、ひどいね! この人! 思いません?」と語りかけた。
そして「だって若手スタッフに対する厳しい発言。厳しい発言ってのは書きようで、僕も厳しく言う時もあるし。生放送になると間に合わないのでね、その時に何回言っても同じようにサボってるやつには、瞬間湯沸かし器にね、当時も許されなかったけど、たまには鉄拳制裁もしましたよ。何回言ったら分かるねん! って」。
若き日には怒りをぶつけたこともあったと自身を振り返りつつも「せやけど、厳しい発言ってのは、怒る叱ると一緒でさ、朝早い時間90分の番組やってて、『ついつい厳しく』とか言ってるけれど、相当なパワハラ発言があったと認定されてるんですよ」。
その上で、山本はセクハラにも言及。「それからこっち! 女性の裸が掲載された雑誌をスタジオで広げる、(画像を)送りつける。何やってんの? このオッサンは! じいさんやな。74歳。完全なセクハラ、パワハラ!」と、生島を断罪した。
間もなく7000回を迎えるはずだった長寿番組の突然の終了にも「これはアカンわ。即アウトやわ、こんなん」と切り捨てていた。