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「抵抗できない人間にはめっぽう強い」スマイリーキクチ、フジ会見の記者に呆れ「質の悪さに…」


タレントのスマイリーキクチが、中居正広氏のトラブルを受けたフジテレビの記者会見における取材陣の質の低さに驚きを示しました。会見は合計10時間を超える異例の長さとなり、キクチは記者たちが自分を目立たせることに注力していると批判しました。彼の意見には多くの共感の声が寄せられ、メディアの誤解や中傷助長についての意見も多数。過去にネットでのデマに苦しんだ過去があるキクチは、これに関連する講演や著書活動も行っています。

スマイリーキクチ(2009年撮影)

タレントのスマイリーキクチ(53)が28日までにX(旧ツイッター)を更新。中居正広氏(52)の女性トラブルにフジテレビ社員が関与したなどと報じられた件について、同局が行った2度目の会見について言及した。

会見は27日午後4時から始まり、会見が終了したのは28日午前2時23分だった。報道陣から質問が絶え間なく続き、1度の休憩を挟み、終了までに10時間23分を要する異例の長丁場となった。

この日の“やり直し会見”は、動画撮影禁止や取材媒体の制限などで世間の反感やスポンサー離れも招いた前回17日の会見から一転、参加メディアを限定せずに各媒体4人程度受け入れたが、質問の意図が不明瞭で無駄に長かったり、大声で叫ぶ記者もいた。

キクチは「フジテレビの記者会見で質問する側の人たちの質の悪さに呆れてしまう。一瞬“仕込み”かと思った」と切り出し、「相手の言葉を引き出すんじゃなく、いかに自分が目立つかだから。抵抗できない立場の人間にはめっぽう強い。これこそ今回の問題の根底じゃないかな」と私見をつづった。

この投稿に対し「本当に仰る通りだと思います」「明日は我が身と思って無いんですよね…」「メディアや記者が、ネットの誹謗中傷を助長していると分かりました」「同じこと思ってました 見ていて腹立たしい」「弱いものイジメ もうパワハラじゃん!」「立場の弱い人達を叩いて気持ち良くなる気持ち悪い集団に見えました」「記者の態度が悪すぎ」などと共感の声が多く寄せられている。

キクチはかつて、ネット上で殺人事件の関係者などといわれなきデマを書かれ、誹謗(ひぼう)中傷を長年受けた経験がある。ネットの危険性やモラルなどについての講演活動もしており、共著本「ネット中傷 駆け込み寺」なども出している。

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