フジテレビは27日、都内の同局で、中居正広氏(52)の女性トラブルに社員が関与したなどと報じられた件について2度目の会見を行った。
社員のトラブル発生当日の関与はあらためて否定した一方、一部報道で23年5月に当該社員の誘いで中居氏宅でのバーベキューに女性が参加したことは認めた。中居氏への詳細な聞き取りができていないとして「問題の食事会がこのバーベキューの延長に至るとは評価するに至っていない」と説明。21年にホテルで懇親会を行ったという報道についても、当該社員らへの聞き取りから「そうした懇親会があった」と認め「記事にあったような目的であるとの証言は得ておりません」とした。
また、同社員が、他局女子アナも呼び寄せてそうした会を行っていたという報道に関して、この日で社長を辞任した港浩一氏は事実関係を問われ「全く知りませんでした」と回答。報道では他局の調査で発覚したとされており、フジ側から他局への協力要請の可能性については「私どもはその情報を知っていませんでしたので、ちょっと驚いていますけど調べなければいけないなと思っております」とした。
中居氏と女性のトラブルにつながる事案が起こったのは23年6月とし、港浩一社長にも23年8月には報告が上がっていたことが明かされた。
中居氏からはフジ社員へ23年7月に連絡があったといい「その時に中居氏が女性とは異なる認識を持っていることが明らかとなりました。難しい問題で当事者以外が関与しづらいもの。また、示談の動きが出ていることを把握したことも調査をちゅうちょさせた」と明かした。