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SnowMan向井康二「るーたくんちでしゃべってるのを見てる感じ」27日開幕「ムロムカイ」


Snow Manの向井康二と俳優の室龍太による舞台「ムロムカイ」が東京グローブ座でそのベールを脱いだ。関西ジュニア時代からの親交が深い2人は、本公演の構成と出演を手掛け、27日の初演を控えてゲネプロを公開。舞台は「ミドルフィクション」とされ、2人の日常にフィクションを交えた内容。向井は、普段より緊張している様子を見せつつも、大阪をルーツにした自分を大切にする姿勢を語った。「ムロムカイ」はシリーズ化への期待が高まっており、既に次回作についても構想があることが明かされた。初日を迎えるにあたり、向井と室はファンへの感謝と期待を述べ、劇場に足を運んでもらうことを呼びかけた。

舞台「ムロムカイ」で熱演する室龍太(左)と向井康二(撮影・中島郁夫)

Snow Man向井康二(30)と俳優として活動する室龍太(35)が26日、東京グローブ座で舞台「ムロムカイ」のゲネプロを公開した。

関西ジュニア時代から親交が深く、構成・出演とも2人が務めた。27日に同所で初日迎える。室が「裏で康二がめちゃくちゃ緊張してて。そんな顔初めて見た」と言うと、向井は「やっぱり自分たちの舞台ってことで。楽しんでもらえるかなって」と、普段よりも力が入っていたことを明かした。

芝居でもあり、コントのようでもある。向井がノンフィクションに近い「ミドルフィクション」と呼ぶ今作は、2人の日常をのぞき見しているようなシーンが多々ある。「本当にるーたくん(室)ちでしゃべってるのを見てる感じ」と、ところどころ実話もまざっているという。

ジュニア時代から一緒にステージに立つ機会が多く、近所に住んでいた時期もあった。どんな関係か問われた向井は「説明できないよね。僕は『ムロムカイです』って言ってますけどね。むずくない? 家族でもないし友達でもないし、先輩でもない…」。間髪入れずに「先輩やねん!」と突っ込んだ室が「『いて助かる存在』が一番しっくりくる」と言うと、向井も「隣にいて安心する」とうなずいた。

向井は劇中で関西弁全開。「Snow Manでいる向井と、もう1人の向井(がいる)。大阪を忘れない気持ち」と語り出すと、室がすかさず「Snow Manにいる時は大阪忘れてるってこと?」とツッコミ。向井は「Snow Manにもう大阪いらんねん!」と叫んで笑いを誘った。

6年ほど前から「いつか2人で舞台をやりたい」と話して、昨年実現に向けて動き出した。向井は「今回盛り上がったら、来年も再来年も続いたらいいなと思いますよね」と「ムロムカイ」のシリーズ化を希望。室も「もしやるなら次これしたいなっていうのは、もう浮かんでます、僕たち」と次回作の構想ができていることを明かした。

初日を前に、室は「Snow Manのファンの方で僕を知らない方もいると思う。こんな楽しい2人組がいるんやっていうのを楽しんでもらいたい。劇場でお待ちしてます」とあいさつ。向井も「Snow Manでいろんな活動させていただいて、日々感謝してるんですけど、Snow Manが大きくなればなるほど、昔の自分を知らないファンの方も増えていく。今の僕がいるのは10何年間、関西でやってきた自分がいるから」と回顧。「ムロムカイの、のほほんとした世界観を味わってもらえたらうれしいです。感謝を伝える舞台だと思ってるんで」とアピールした。

公演は東京グローブ座で27日に幕を開け、2月15日から大阪・サンケイホールブリーゼで上演する。

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