タレント中居正広(52)が23日、芸能活動を同日付で引退するとファンクラブ向けのサイトで発表した。中居は、女性とのトラブル報道から、テレビ、ラジオの全番組レギュラーが消滅していた。
9日には声明を発表。「トラブルがあったことは事実です」と認めた上で「双方の代理人を通じて示談が成立し、解決していることも事実です。解決に至っては、相手さまのご提案に対して真摯に向き合い、対応してきたつもりです。このトラブルにおいて、一部報道にあるような手を上げる等の暴力は一切ございません」と記述。そして「なお、示談が成立したことにより、今後の芸能活動についても支障なく続けられることになりました」と続けた。
声明発表後、「今後の芸能活動についても支障なく続けられる」との1文に対し、さまざまな見解が生まれていた。その後、中居とのトラブルにフジテレビ局員の関与していたとの週刊誌報道をめぐり、17日には同局の港浩一社長らが会見を開催。具体的対応などに関する質問に調査を理由に、回答を控える場面が目立ったことで、会見翌日から同局のCMスポンサーの差し止めドミノが止まらなくなった。結果的に、声明発表の2週間後の23日に芸能界引退を発表する展開となってしまった。
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▼ファンクラブ向けの有料サイトで発表した全文は以下の通り。
少しでもお先にご報告
私、中居正広は本日をもって芸能活動を引退いたします。なお、会社であります【(株)のんびりなかい】につきましては、残りの様々な手続き、業務が終わり次第、廃業することと致します。
ご報告にあたりましては、私がこれまでに携わらせて頂きましたテレビ各局、ラジオ、スポンサーの皆さまとの、打ち切り・降板・中止・契約解除等に関する会談がすべて終了し、本日となった次第でございます。これで、あらゆる責任を果たしたとは全く思っておりません。今後も、様々な問題に対して真摯に向き合い、誠意をもって対応して参ります。全責任は私個人にあります。これだけたくさんの方々にご迷惑をおかけし、損失を被らせてしまったことに申し訳ない思いでなりません。
そして、改めて、相手さまに対しても心より謝罪申し上げます。
関係者各位の皆さま、ご迷惑をおかけしました。重ねて、お詫び申し上げます。大変、大変申し訳ございませんでした。
ヅラの皆さん
一度でも、
会いたかった
会えなかった
会わなきゃだめだった
こんなお別れで、本当に、本当に、ごめんなさい。
さようなら…。
2025年1月23日 中居正広