松竹創業130周年記念 2025-26年ラインナップ発表会が23日、都内で開催された。席上で、英国の作家ルイス・キャロルの1865年の名作「不思議の国のアリス」を日本で初めてアニメ映画化する「不思議の国でアリスと-Dive in Wonderland-」(篠原俊哉監督、8月29日公開)の原菜乃華(21)とマイカ ピュ(10)も登壇した。
原は「手が震えそうなほど緊張しているんですけど…」と緊張の面持ちで登壇した。劇中では、ワンダーランドに迷い込んだ現代の女の子・りせを演じる。ヒロインの岩戸鈴芽役に抜てきされて声優に初挑戦し、ブレークした新海誠監督の22年「すずめの戸締まり」以来、2作目の声優業で「私自身、声のお仕事は2度目の挑戦。お話いただけるとは全く思っていなかった。うれしかったですけど、久しぶりのアフレコで不安もありました」と振り返った。
役どころについては「私と同年代。大学生の女性で周りの女性の目を伺いがち」と評し「アフレコ中、画が付いていないものやラフ画に声を当てていた。動いているキャラクターを見るのは、うれしい。完成が楽しみ」と、会場に流れた映像を笑顔で見つめた。
マイカは、りせが出会うアリスを演じる。「(作品は)きれいで、みんなに見ていただきたいです。(原と)一緒にアフレコしたのは心強かった」とアフレコを振り返った。原も「私もすごく楽しかった。やりやすかったね」と笑みを返した。