テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)は23日の放送で、ロッテからポスティングシステムでメジャー移籍を目指し、ドジャースとマイナー契約に至った佐々木朗希投手(23)の入団会見を番組冒頭から生中継で報じた。
会見は現地の22日午後3時からで、日本の23日午前8時で番組スタート時間と同じ。番組は会見前の様子から入り、会見スタート後の佐々木の冒頭コメントを生中継で伝えた。
しかし、冒頭のコメントが終わるといったん、番組の生中継が終わりかけた。すると、番組MCのフリーアナウンサー、羽鳥慎一が「(生中継が)終わっちゃうの?」「いや、聞こうよ。聞こうよ」と、自身の前にいるとみられるスタッフを見ながら、中継の続行を要請。そのやりとりも「生中継」された。
コメンテーターを務める元テレビ朝日社員の玉川徹氏も「あれ、終わった?」「あれで終わりなの?」と驚く中、羽鳥は続いて質疑応答が行われることに触れ、「いや、聞こうよ」と、珍しく不満顔でスタッフに呼び掛けた。実際に直後から佐々木の質疑応答が始まっており、羽鳥は「もうちょっと(終了するのを)待ちましょうよ」と繰り返しスタッフに呼び掛け、その結果、佐々木の会見の生中継は再スタートした。
番組では、そこからいくつかの質疑応答の内容を中継。午前8時20分ごろまで、佐々木の入団会見の内容を報じた。