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いとうまい子「野生の島のロズ」で声優、デビュー42年で「初めてなんですね」


米アニメ映画「野生の島のロズ」の日本語吹替版完成披露試写会が東京で開催され、声優初挑戦のいとうまい子をはじめ、声優陣が登壇しました。映画は、ドリームワークス・アニメーションによる最新作で、ピーター・ブラウンの「野生のロボット」を原作としています。心を持ち始めたロボット「ロズ」が動物たちと共に島の危機を乗り越えていく物語です。いとうは、最新型アシスト・ロボットのロズを綾瀬はるかが演じ、彼女のサポート役を務めるオポッサムの母親、ピンクシッポを演じました。また、キツネのチャッカリ役の柄本佑、ガンのキラリ役の鈴木福も登壇し、それぞれの役どころについて語りました。

「野生の島のロズ」完成披露試写会に登壇し笑顔を見せるクリス・サンダース監督(撮影・横山健太)

いとうまい子(60)が20日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた米アニメ映画「野生の島のロズ」(2月7日公開)日本語吹替版完成披露試写会に登壇。「声優のお仕事、初めてなんですね」と、1983年(昭58)のデビュー後、42年で意外にも声優が初挑戦だったと明かした。

「野生の島のロズ」は、米国の作家ピーター・ブラウンによる16年「野生のロボット」をアニメ映画化した、ドリームワークス・アニメーションの最新作。野生の島で起動した最新型アシスト・ロボットの「ロズ」に、ひょんなことから愛情が生まれ、動物たちとともに生き、島の危機を乗り越えていく物語。

いとうは、綾瀬はるか(39)演じる、徐々に心が芽生えていく最新型アシスト・ロボットのロズをサポートする、オポッサムの母親、ピンクシッポを演じた。来日したクリス・サンダース監督(62)を前に、いとうは「監督にお会いでき、うれしい。心温まる…なぜか分からないけど、心の中で温かいものが続いていくんですね。ぜひ、そのことを感じていただけたらうれしい」と作品を絶賛。「英語で見た時も感動しましたけど、日本語版は、もっと感動した。映像が細かい」と続けた。

役どころについては「肝っ玉母さんの感じ、と言われて。しゃべっていると優しくなる。できるだけ肝っ玉母さん感を出すのに頑張りました」と、アフレコを振り返った。

この日は、お調子者でずる賢く臆病だが、ロズの相談相手として友情を育んでいくキツネのチャッカリを演じた柄本佑(38)、ロズに育てられ立派に成長していくガンのキラリを演じた鈴木福(20)も登壇した。

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