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阪本奨悟 前作に引き続き舞台「鬼滅の刃」竈門炭治郎役継続「汗をかきながら頑張っていきたい」


阪本奨悟が再び竈門炭治郎役を演じる舞台「鬼滅の刃 其ノ伍 襲撃 刀鍛冶の里」製作発表会が行われた。本作ではアニメ「刀鍛冶の里編」がメインであり、驚異的な空中戦や刀の特殊効果など、非現実的な戦いが舞台ならではの工夫で再現される。阪本は多くのファンに愛される作品で責任感を感じつつ、舞台ならではの表現を模索していると語った。共演する加藤和樹とは17年ぶりの再共演で、「テニスの王子様」以来の親交がある。また、上弦の壱・黒子牟役についての詳細はまだ明かされていないが、映像出演が予定されており、大いに注目されている。

竈門炭治郎役の阪本奨悟

俳優阪本奨悟(31)が20日、都内で、舞台「鬼滅の刃 其ノ伍 襲撃 刀鍛冶の里」製作発表会に出席した。

同作は、言わずと知れた吾峠呼世晴氏による大人気漫画「鬼滅の刃」が原作。大正時代を舞台に、主人公の少年が鬼と化した妹を人間に戻すために鬼たちと戦う姿を描く。阪本は前作に引き続き、主人公竈門炭治郎を演じる。

今回描かれるのは、アニメ「刀鍛冶の里編」が主体となる。「今回も、なかなかくせ者の鬼がでてくるので、その戦いをどう再現するかが鬼滅の魅力というか、舞台ならではの魅力だと思います」とした。「空中戦があったり、刀が伸びたりと非現実的な戦いもありますが、映像を使うとかいろんな方法があると思うので、舞台ならではの戦いのシーンが楽しみです」と目を輝かせた。

今回、上弦の壱黒子牟を演じる加藤和樹(40)とは08年、舞台「テニスの王子様」以来17年ぶりの共演。登壇した加藤が「敵校で戦う役でしたが、必死に食らい付いてくる姿がいとおしかった」と振り返り、「立ち向かってくる姿にヒリヒリするものがあって、こっちも全力でやらないと危ないなと思っていた」と明かした。

阪本は「覚えていてくれてうれしいです」と感無量。「みんなで乗り越えるという他では味わえない感覚だったので、自分にとっては青春と呼べるものだった」とし、「その時、和樹さんが引っ張ってくれて、とにかく全力でやるしかないだったのを覚えていて。だからこうやってまた!」と熱く語った。

この時点で、黒子牟に関して発表されたのは映像出演。だが、阪本は「まだ言えないけど登壇するかも知れないので…」とした。「まだ分からないですよ」と念を押した上で「でも、あればいいなと。その時のためにもがんばりたい」と話した。

「この作品は大好きな作品ですが、多くの方に愛されている分、大きなプレッシャーももあります」とし、「(舞台ならではの)表現を見つけていき、責任をもって原作ファンの方々にも納得し、愛していただけるように、汗をかきながら頑張っていきたいと思います」とアピールした。

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