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いとうまい子「主役に選ばれてなかった」80年代ヒットドラマにまつわる真実に松岡昌宏は大仰天


女優のいとうまい子が、テレビ東京系の番組で「不良少女とよばれて」の主演役を掴んだ経緯を明かしました。当初、役は別の新人女優に決まっていましたが、いとうの熱心なアピールによって翻意されました。いとうはカメラマンから聞いた情報を頼りにプロデューサーに電話をかけ、どんな外見にも挑む覚悟を示しました。最初の電話では断られましたが、彼女の粘り強さが実を結び、最終的に主役を獲得しました。

いとうまい子(2013年10月撮影)

デビュー2年目でドラマ「不良少女とよばれて」(1984年4月~)に主演した女優いとうまい子(60)が19日、テレビ東京系「二軒目どうする?~ツマミのハナシ~」(日曜午前0時55分)に出演。当初、不良少女役は別の新人女優だったことを明かした。

いとうが「そもそも私は『不良少女とよばれて』の主役に選ばれていなかった」と明かすと、小学2年時に同ドラマを見ていたMC松岡昌宏(48)が「えっ」と驚いた。当時、いとうが演じた相模悪竜会会長の曽我笙子を崇拝していたという。

いとうは「大映ドラマ、ってプロデューサーさんのドラマに出たら、ずっとその作品でいかなきゃならない」と話し、「派閥があるの。カメラマンさんから『4月からやるドラマが不良もので、僕はまい子がいいと思うんだけど、プロデューサーさんは次の新人の子とやろうとしている。もし、まい子がやりたいんであれば電話してみたら』と自宅の電話番号を渡された。当時の私はアイドルがすごいイヤだった」と振り返った。

意を決してプロデューサーの自宅に電話し、「もし不良少女役をやらせてもらうならモヒカンでもボウズでもなんでもやる」とアピール。プロデューサーからは「もう決まっているから無理」と断られたが、あきらめ切れずに1週間後に再び電話。主役を任せようとした新人が所属する社長との間で「デビューしていきなり不良役ではなぁ」と雲行きが怪しくなったところ、いとうからの再アピールにより、「それでやらせてもらうことになったんです」と明かした。ほろ酔い気味の松岡は「それであの爆発的…」と、主役決定に至るまでの真実を知って喜んだ。

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