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有働由美子「無性に悔しさが突き上げてきて」 阪神・淡路大震災から30年 現場取材時の思い


フリーアナウンサー有働由美子が、阪神・淡路大震災30周年を機に自身の体験をインスタグラムで振り返った。彼女は震災発生後に現地で取材を行い、その時の悔しさを今も忘れられないと語る。有働は2011年の東日本大震災以降、「うどばあちゃん」として東北弁で防災情報を発信し続けており、その活動の源には災害で失われた命を守りたかった思いがあると明かした。有働は、災害を避けられないとしても、その時の悔しい思いを避けるために、日常から防災について考える重要性を強調している。

有働由美子(2024年3月撮影)

フリーアナウンサー有働由美子(55)が17日、インスタグラムを更新。95年の阪神・淡路大震災から30年となり、思いをつづった。

有働は「あの日 身体の硬直をおさえながら放送を出してすぐに入った現地で涙をこらえながら瓦礫の上を歩いてました」と、阪神・淡路大震災を取材した30年前を回想。「まだこの下に人が埋まっている 怖さでは無く無性に悔しさが突き上げてきて守れた命があったんじゃないか」と当時の思いをつづった。

11年の東日本大震災を機に、インスタグラムでは「うどばあちゃん」として東北弁で防災などに関する発信を続けているが「うどばあちゃんはその想いからです」と明かし「災害は避けられないとしても悔しい思いはしてほしくない だからきょうも もし一分でも時間があったら防災のこと考えてください 災害のとき 自分の命を どう自分で守るのか 家族の命を どう守るのか それを考えることが悔しい思いで亡くなった方達への1番の想いになるとおもうんです」と呼びかけた。

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