MBSテレビの虫明洋一社長(62)が16日、大阪市の同局で新春社長会見に出席し、ダウンタウン松本人志(61)について言及した。
松本は昨年11月に週刊文春との訴訟を終結。芸能活動再開には至っていないが、独自のプラットフォームを作って芸能活動復帰することを示唆している。
ダウンタウンはかつて、MBSで夕方のバラエティー番組「4時ですよーだ」に出演。驚異的な人気を誇り出世作となった。現在は相方浜田雅功が出演する番組を制作しているが、松本が出演する番組はない。
虫明社長はダウンタウンについて「浜田さんと松本さんは身近に感じているし、すごく立派になられた2人だと思っている」と感想を述べたが、松本の出演に関しては「うちの会社では、お休みになる前も出演がないので何とも言いようがない」と前置きした上で、「我々としては、吉本興業の方から、今回の裁判についてもキー局と同じ説明を受けているが、これまでに(出演が)ないものについて、取り立てて松本さんにお願いしようという方針ではない」と語った。
一方、中居正広が23年6月、女性との間にトラブルが発生し、約9000万円の解決金を支払って示談したと一部週刊誌に報じられていることについては「感想として申し上げることはないですね」。
騒動を巡っては、フジテレビへの疑惑も報じられ、対応が求められているが、虫明け社長は「他社のことですし、事実確認もできていないので無責任なことは言えない」とした。