J2千葉からベルギー1部シントトロイデンに加入したFW小森飛絢(ひいろ、24)が16日、オンライン取材に応じ「2ケタ得点してビッグな選手になれるように」と抱負を語った。
富山一高、新潟医療福祉大を経て23年にプロ生活スタートさせた。23年は33試合13得点、昨季は38試合23得点でJ2得点王に輝き、J2のベストイレブンとMVPに輝いた。
国内外の複数クラブのオファーがあった中、「自分の目標に近づくため、自分が一番、シントトロイデンに合う」と移籍を決断した。リーグ戦デビューへ「ワクワクしている。早く試合に出てゴールしたい。やれる自信はある。いち早くチームになじんでゴールして貢献できるように頑張りたい」と話した。
千葉の小林慶行監督(46)からは「お前ならやれる。もっとビッグな選手になってこい」と送り出された。小森が描く「ビッグな選手」とは「世界で誰もが聞いたことがあるような名前の選手」だ。「目標はもっとビッグなクラブに行くこと。日本代表でW杯で活躍したい」と夢を描く。
「どんな形からでもゴールを取れる部分は誰にも負けない」とし、来年のワールドカップ(W杯)北中米大会に「もちろん、狙っていますけどそんな簡単ではない。日々の練習や試合で、もっと貪欲に質を高めていければ」と見据える。チームは現在、16チーム中14位と苦しんでいるが「自分のゴールでチームを救いたい」と救世主になることを誓った。