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被害に遭い示談した過去告白の尼僧落語家「『和解』は私が納得したわけではなく…」


天台宗の僧侶である異色の落語家、露の団姫が自身のX(旧ツイッター)アカウントで、高校時代に経験した見知らぬ人からの被害とその裁判について明かしました。彼女は、この事件が刑事事件としては扱われなかったために民事裁判となり、結果として和解に至ったものの、その和解が自身の納得とは程遠いものであったことを述べました。和解は相手の経済状況を考慮した落とし所であり、被害の解決や未来のリスクの対応ではなかったため大きなショックを受けたとしています。さらに団姫は、和解や示談が当事者の求める正義とは異なる場合があることを人々に理解してほしいと述べ、知識不足から被害を訴える人々を安易に批判する行為の改善を願いました。

露の団姫(2015年5月撮影)

天台宗の僧侶でもある異色の上方落語家、露の団姫(つゆの・まるこ、38)が12日までにX(旧ツイッター)を更新。高校時代に見ず知らずの人から被害を受けたことによる裁判で「和解」に至った過去を明かし、思いをつづった。

団姫は「高校生の頃、『トラブル』ではなく、見ず知らずの人から一方的に『被害』に遭い、裁判をしたことがあります」と告白。「このときは刑事では扱えない案件だったため民事でしたが、結果は『和解』でした」と明かし「でも、この『和解』は私が納得したわけではなく、相手の経済状態だとこれが限界では、という落とし所でした」と経緯を説明した。

「私が受けた被害は解決するためにかなりのお金がかかることでしたが、受けた被害と、それにより未来に起こりうるさらなる被害への対応ではなく、相手の経済状態が優先された『和解』に、本当にショックを受けました」と当時の思いを振り返りつつ「私は今でもこの結果には納得していませんし(相手に対しては今ではなんのも感情もありませんし、許しています。)、『和解』や『示談』の案件を見聞きした人は、その背景や、当事者の気持ちをもっと深く考えて欲しいと願っています」と思いをつづった。

また、続く投稿で「あと、当事者以外の人たちが被害を訴える人に対して『示談になったんやろ!』『不起訴になったんやろ!』と、それらを免罪符として投げつける行為がなくなりますように」と願った。

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