Travis Japanの松田元太(25)が8日、都内で「ライオン・キング:ムファサ」(バリー・ジェンキンス監督、公開中)ムファサ&タカ応援上映会に出席した。
同作はシンバを命がけで守ったムファサ王と、ムファサの命を奪ったスカーがまだ「タカ」と呼ばれていた若き日の物語。松田がタカを、歌舞伎俳優の尾上右近(32)が主人公ムファサを演じる。
初声優を務めた松田は「タカのかわいらしい一面もあれば、スカーになる瞬間だったり、過程を大事にしたいというのがありました」と真剣な表情で収録を振り返った。だが「世界にライオンキングのファンの方がいるので傷を? 泥を? 傷を? つけないように、誰よりも大事にタカを演じました」と、自然と“おバカキャラ”がにじむ松田節を発揮。会場を和ませ、「闇落ちをしていくタカのグラデーションというか、肝というか大事にしていたので注目して欲しいです」とも作品をアピールした。
この日は尾上とサラビ役の声優MARIA-E(30)も出席。イベントで松田と尾上は、主人公ムファサが兄弟のように過ごすタカときずなを深めていく「君みたいな兄弟」を歌唱。歌い終えた尾上は「新年の良い幕開けになりました。毎回楽しいけど、雰囲気が毎回変わる。今日は大人な感じでしたよね」と振り返ると、松田も目を輝かせながら「やっぱしですか?」と食い付き「僕も同じこと考えてました!」と息ぴったり。「僕、昨日ライブだったんですけど、終わった後シャワー浴びながら歌ってます」とすっかり気に入った様子だった。