俳優横浜流星(28)が5日、東京・浅草ビューホテルで行われた、主演するNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」初回放送パブリックビューイング(PV)に出席した。
横浜演じる「江戸のメディア王」蔦屋重三郎の波瀾(はらん)万丈の生涯を描いた物語。蔦屋重三郎が生まれ育った遊郭街、吉原があったとされる台東区でのPVには、8000件、1万3000人の応募から選ばれた約700人が集まった。
横浜は第1話放送終了後のアフタートークに登場し、「普段自分が触れてこなかったジャンルの世界観だったので、蔦重として自分がそこに生きているのが不思議な気持ち」と明かした。
続けて「吉原の光と闇を包み隠さず描いているけど、エンタメになっている。見ていてもそのバランスがすごいと感じました」と振り返り、「撮影中から、新たな大河ドラマが完成したなと自信を持っています」と胸を張った。
自身の役柄について「覚悟や責任感は人一倍あって、でも一番の魅力は誰かのために考えて動けること。挑戦して失敗しても、その先を見ているから彼はすごい」と語り、「日々戦っている方やこれから何かに立ち向かおうとしている方の背中を押せるような人物になると思っています」とアピールした。