NHK佐藤あゆみアナウンサーは3日、同局「新春生放送!東西笑いの殿堂2025」(3日午後1時5分)に生出演した際、民放で放送されたドラマの名前を口走り、司会を務めた爆笑問題の太田光(59)から、「他局!他局!」とイジられるひと幕があった。
エンディングで、爆笑問題や中川家、ナイツなどがそろい、4時間にわたり生放送された番組を振り返る中、爆笑問題の田中裕二(59)に「どうでしたか?」と問われた佐藤アナは「もう背中が、みなさん、かっこいいです。芸人さんたちの…」とコメント。太田から「正面はどうなんだって話」とツッコまれると「正面も、もっとかっこいいです!」と笑顔で応じた。
「東西笑いの殿堂」は正月の恒例番組だが、太田は佐藤アナに「初めての経験じゃないですか?」と質問。佐藤アナは「本当に特別な1日になりました。ありがとうございました」と述べた。その際、田中が佐藤アナのコメントを念頭に「かっこいいと思ってたぼんち師匠が振り返って、こう(向かって)来た時はどう思いました?」と、出演した「ザ・ぼんち」のぼんちおさむ(72)が、大声を上げながら爆笑問題や佐藤アナが座る席に近づいてきたシーンの感想を聞いた。
すると、佐藤アナは「あ、『はぐれ刑事』見ていましたと思いながら…」とコメント。ぼんちおさむはテレビ朝日系で放送された「はぐれ刑事純情派」に、里見大観巡査長役で出演しており、そのことが念頭にあったようだが、すぐさま太田が「他局!他局!」とツッコんだ。
「なかなかいないよ」「言っていいんですか?」と他の出演者が笑いながらざわつく中、太田も「なかなか、NHKアナウンサーが『はぐれ刑事、見ていました』とは言わない」と笑いながら述べ、「言ってはいけないと思うよ。だめだと思うよ」と、佐藤アナをイジった。
ザ・ぼんちの漫才時、佐藤アナは他の出演者とともに時に笑い声をあげながら、終了後は「はー、おもしろかった」と、心底楽しんだ様子もみせていた。太田から「だめだと思うよ」とツッコミを受けると、「いやいやいやいや…」と、苦笑いで切り返していた。
NHKのホームページによると、佐藤アナは静岡県出身で2016年に入局。現在は東京アナウンス室勤務で、「偉人の年収How much?」「タカアンドトシのお時間いただきます」などを担当している。