テスラのイーロン・マスク最高経営者(CEO)が昨年末、1億1200万ドル(約170億円)相当の株式を特定の慈善団体に寄付したと海外メディアが報じた。
ロイター通信などは2日までに、マスク氏が先月30日、テスラの株式26万8000株を慈善団体に寄付したと当局に申告したなどと伝えた。申告には、年末節税の目的で現在株式を売却する意向がない特定慈善団体に寄付したという内容が盛り込まれたという。
マスク氏は、過去にも同様の年末寄付をしたことがある。22年末にもテスラの株式19億5000万ドル相当を寄付し、21年末には匿名の慈善団体にテスラの株式57億4000万ドル相当を寄付した。