明石家さんま(69)と木村拓哉(52)のフジテレビ系正月特番「さんタク」が1日放送された。10月に横浜アリーナで開催された木村のワンマンライブにさんまがサプライズ出演して行われた、番組の公開収録の様子が明かされた。
木村は、さんまが横浜公演にプライベートで来ることを伝えられると、番組スタッフから「師匠、行かれるみたいなんで…」と目を開いて強調され「何その含み…」と、出演アピールをほのめかされたことを暴露した。
さんまは「俺らも舞台やっているけど、『木村さん来ますんで』とか言われたら、俺でも腹立つからね」と笑いつつ、ライブに飛び入りする難しさや気遣いを語った。ただ木村は「良くいうよね」と笑うと、「あの空間をどんだけ味占めて、50分押しにしたんですか?」と、さんまがノリノリトークを披露したことを明かした。
さんまは、ライブを控室でモニタリングしたことも明かすと「木村は…俺はいつも自分で勝手に仲良くしてると思ってるけど、遠い人やって… ホンマにやねん。頑張らなきゃ!」と思った結果だと明かした。
さんま出演帯の決定事項は「さんタクで20分」のみだったという。さんまが木村に「お前が全部きっかけは頼むで。俺のままやったらずるずる…」と打ち合わせする様子や、控室でライブの盛り上がりを見て「俺出るのやめるわ。場違いや」と緊張していた様子も映された。
しかし、いざステージに上がるとノリノリでしゃべりすぎて50分押し。木村が「久々に何人かが、大人になってフルダッシュしたらしいです。マジで間に合わねえって」と、新幹線の終電のため、ダッシュしたお客さんがいたことも明かした。この話に、さんまは頭を抱え、「それは申し訳ない」と手を合わせ謝罪した。