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中田敦彦「すごく衝撃的だった」番組収録で「日本も不景気」発言に過剰反応された経験明かす


オリエンタルラジオの中田敦彦がTBS特別番組「報道の日2024」で、日本のテレビ業界での政治的圧力や「忖度」について語った。中田は2010年代半ば、バラエティ番組で「日本も不景気ですからね」と何気なく発言した際、プロデューサーから「今、テレビで不景気って言えないんですよ」と注意を受けた経験を振り返り、衝撃を受けたと述べた。これについて共演者から「忖度では?」と指摘され、中田はそれが圧力なのか忖度なのかは不明だが、景気について論じることがタブー視された初めての経験だったと語った。このエピソードは、日本のメディア業界における言論の自由に関する問題を浮き彫りにしている。

オリエンタルラジオ中田敦彦(2019年3月撮影)

オリエンタルラジオ中田敦彦(42)が28日、TBS系特別番組「報道の日2024」(午前9時54分)に生出演。MC膳場貴子キャスター(49)から政治的圧力について問われて、あるひと言を番組プロデューサーに過剰に反応されて衝撃を受けたとコメントした。

膳場キャスターから「これは政治的圧力だなと感づくことはありましたか?」と質問されて「2010年代なかばぐらいにバラエティー番組の収録中に、ぽろっとトークの中で『日本も不景気ですからね』って何の気もなしに言ったら、合間にプロデューサーの方に呼ばれて、『今、テレビで不景気って言えないんですよ』と言われたことがあったんですよ。すごく衝撃的だったことを覚えている」と話した。

膳場キャスターは「ものすごいこれ、忖度(そんたく)じゃないですか」と語ると、TBS井上貴博アナ(40)も「テレビ局側の忖度ですね」と念押しするように話した。中田は「忖度なんですかね。圧力なのか忖度なのかわからないですけど、テレビの中で景気について論じるのはよくない、って初めて受けた経験でしたね」と話した。

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