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芦田愛菜の泣き芸に阿部サダヲら共演者も興味津々 芦田の答えは…


映画『はたらく細胞』のメガヒットを記念して舞台あいさつが都内で行われ、芦田愛菜、阿部サダヲなどが出席しました。この映画は、人間の細胞を擬人化した斬新な設定で人気を博した漫画の実写化作品で、公開から10日で128万人を動員し、興行収入は17.5億円に達したことが発表されました。人間パートに出演した芦田と阿部は、それぞれ高校生とその父親を演じています。芦田は、阿部との共演シーンで自然に感謝の気持ちが溢れてきたと語り、阿部は笑いを交えながらも家族も作品に感動して泣いたことを話しました。舞台あいさつには永野芽郁、佐藤健、武内英樹監督も出席し、特に人間パートが映画の感動的な部分を支えていると評価されています。

映画「はたらく細胞」メガヒット舞台あいさつに出席した、左から芦田愛菜、佐藤健、永野芽郁、阿部サダヲ、武内英樹監督

芦田愛菜(22)阿部サダヲ(54)が23日、都内で、映画「はたらく細胞」(武内英樹監督)メガヒット舞台あいさつに出席した。

同作は、人間の細胞を擬人化した斬新な設定で人気となり、テレビアニメ化もされた同名漫画の実写映画化。2人は原作にない人間パートに出演。芦田は健康でまじめな高校生の漆崎日胡、阿部は不摂生にもほどがある父茂を演じる。13日の公開から10日間で128万人を動員、興行収入は17・5億円となっている。

実は、この人間パートが感動的で大号泣できる作品でもある。同席した永野芽郁(25)は「試写で大号泣した」と明かし、「台本読んでいたのに大号泣で恥ずかしかった」。佐藤健(35)は「僕は感受性が高いので、映画では全部泣く」としたが「崩れ落ちて泣いた」という。

阿部は「リハから泣けたし、家族も見てくれて泣いた」としたが、家族からは「クラゲに刺されるシーンで冷めたって言われた」と苦笑した。

芦田は「阿部さんが一生懸命伝えてくださるシーンがすてきで。阿部さんの顔を見ると泣けてくるというか、自然にありがとうが出てきました」。

阿部は「本当に具合が悪くなっているようで、かわいそうなくらいだった」と話すと、「本当に具合が悪かったんじゃないの?」と問いかけた。「どうやって泣いてるの? 昔からだよね、あなたは」と芦田に泣き芸の極意を聞いたが、芦田は「場所が自然にそうさせたというか…」と返した。

佐藤は思わず、子どものころとの泣き方の違いを聞いた。芦田が「子どものころは悲しいこととか思って泣いていたけど、最近は役の気持ちでですね」と答えると、佐藤は「大人になられた」と感慨深げ。

武内監督は人間パートを「原作にないのが売りなので、それを出すのは禁じ手で不安だった」としたが、「結果的に人間パートがあってよかったと言う声をいただけて、やってよかった」と話した。

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