Wakanaが18日、東京・浜離宮朝日ホールでワンマンライブ「Wakana Classics 2024」を開いた。
ライブ前に囲み取材に応じ、19年3月に解散も、10月3日に復活を発表した3人組ボーカルユニットKalafinaについて言及。25年1月15日に東京ガーデンシアターで開催する、単独としては7年ぶりのライブ「Kalafina Anniversary LIVE 2025」を控え「3人で歌った瞬間、空白は瞬時に埋まると感じて不思議。待ってくれている人がいるのが励み。また皆さんに会える」とファンに呼びかけた。
クラシックスタイルのライブは、20年から毎年12月に開催し今年で5回目。冬のライブはウエディングドレスが衣装の定番で、ソロ活動5周年の今回は白を選択。10日の誕生日で節目の40歳となり「もっと、もっと、歌の幅を広げたいです」と意欲。「今まで歌わせていただいた、たくさんの曲もクラシックスタイルにアレンジしたい。今日は4人でお届けしますけど、いつかオーケストラで歌いたいという思いも芽生えている」と意気込んだ。
囲み取材では、注目されるKalafinaの復活について質問が及んだ。Kalafinaが単独でライブを開催するのは、実質的に活動休止に入る前の18年1月に東京・日本武道館で開催した10周年記念ライブ以来7年ぶりとなる。Wakanaは「久しぶりに3人で歌える」と、かみしめるように口にした。
3人で練習を続けているといい「3人で歌える時間を過ごしているわけですけど、楽しみ。3人で歌った瞬間、空白は瞬時に埋まると感じて不思議。2人も一緒なようで『あの時、ああだよね?』と確認する」とKeiko(39)Hikaru(37)との、練習中の掛け合いを明かした。その上で「離れていた時間は、あっという間につながると感じています」と、手応えを口にした。
15日には、純白の衣装を着て3人で並んで撮影した、新ビジュアルを公開し、ファンから大きな反響を受けた。「Kalafinaは(復活発表後の)皆さんの喜ぶ反応が見られてうれしい。待ってくれている皆さんのためにも、その日を迎えたいです」と、7年ぶりのライブを心待ちにした。
この日の「Wakana Classics 2024」では、ラストのアンコール2曲目に歌った「そのさきへ」含め、全17曲を歌い上げた。2025年の抱負を聞かれると「毎年、1年がもっと、いい年になると良いなと。今年もお客さまに、たくさん会えた。音楽を通じていろいろなことを考えられた」と語った。