橋本環奈がヒロインのNHK連続テレビ小説「おむすび」(月~金曜)の19日に放送された第59回の平均世帯視聴率が13・1%(関東地区)だったことが20日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は7・4%だった。瞬間最高は初回の16・8%。
時代は平成の“ど真ん中”、平成16年(2004年)。ギャル文化と出会った“平成ギャル”米田結が、栄養士として人の心と未来を結んでいく平成青春グラフィティ。「縁・人・未来」を結んでいく様子を描く。結は幼少期、神戸で暮らしていたが阪神・淡路大震災に被災。福岡・糸島に移住し青春時代を過ごした。高校卒業のタイミングで一家そろって神戸に戻り、栄養士を目指していく。
音楽担当は映画「呪術廻戦0」やアニメ「東京リベンジャース」などを手がけた堤博明氏。語りにリリー・フランキー。主題歌の「イルミネーション」をB’zが務める。
あらすじは、愛子(麻生久美子)が置き手紙をして家出したため、理容店で働く聖人(北村有起哉)はてんてこ舞いに。一方、社員食堂で働く結(橋本環奈)は、立川(三宅弘城)から日替わりのメニューを考えることを初めて任される。材料費200円以内で収めるという条件で、ランチタイムまでの2時間、結は必死になって考案し、その料理ができあがる。それは「スコッチエッグ温野菜添え定食」だった。最初は順調だったが、殺到する注文に全体の料理が追いつかず、失敗した。結は肩を落とす。
一方、野球部では翔也(佐野勇斗)がひょんなことから大河内(中山翔貴)と1打席勝負するが、右肩の痛みに顔をゆがめる。