芥川賞作家でミュージシャンの辻仁成氏(65)が18日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。「そこじゃありません!」などと訴える人生のピンチ回避法をつづった。
「なんとなく軽く扱われてるなぁ 低く見られてるよなあ もしかしてバカにされてんのかな 話が通じないよな ないがしろにされてんなぁ 自分だけ違う目で見られてんなぁ いつも生半可な返事されるなぁ」と短文を続け、「と思うならそこから離れましょう そこじゃありません!」と投げかけた。そして「大切にしてくれる世界あります」と結論付け、最後に「とんとんとん」と結んだ。
辻氏の投稿に対し「最近の自分事にドンピシャバチバチ刺さるお言葉ばかりつぶやかれて、寒い日が続く中ですが少し心が安らいでおります。辻様もお身体お大事になさってください」「辻さんこんばんは とんとんとんは安心します。ありがとうございます」「いつもありがとうございます 辻先生の言葉に励まされています」などと書き込まれていた。
元妻の中山美穂さんは54歳の若さで6日に不慮の事故で亡くなった。辻氏と中山さんは2002年(平14)6月に交際8カ月で結婚。03年にパリに移住して、04年1月に長男が生まれたが、14年7月8日に離婚した。
12日には家族葬が行われ、家族と事務所関係者のみが参列した。妹で女優の中山忍(51)が喪主を務め、長男(20)もフランスから駆けつけた。深紅のダリアなど式場全体が花に包まれ、一時代を築いたアイドルの旅立ちを見送った。来年に「お別れの会」を行う予定。