俳優坂東龍汰(27)が10日、都内で行われた映画「君の忘れ方」(作道雄監督、1月17日公開)に出席した。
大切な人を亡くした人たちの愛と再生の物語。坂東演じる森下昴は、付き合って3年で結婚を控えた恋人の美紀(西野七瀬)を交通事故で亡くす。悲しみが癒えなかった昴が、ある不思議な体験を通して、美紀の死と向き合っていく。
本作が初の映画単独主演。「挑戦ではあったけど、昴という役を演じさせていただけるのなら、この船に乗りたいと思った」と脚本を読んで早くも感動したと明かした。
撮影中の思い出を写真で振り返るコーナーでは、つり橋の上で撮影するシーンを挙げた。「西野さんと橋を渡った後に2人で橋の上ではしゃいだ。そうしたらスタッフの方に『橋壊れる!』とスタッフの方から本気で怒られた」とにぎやかな舞台裏を明かし、会場を笑わせた。
さらに、忘れたくない出来事を問われると、絵を交えて「みなさんがニコニコ笑っている顔」と披露。独特のタッチの絵に、南果歩(60)から「似てない。下手すぎる」と酷評を受けた。「え、うそ!?」と肩を落としたが、「試写の時にみなさんが笑顔でいてくださって、すごく安心した」と共演者の笑顔を振り返り、「(絵は)個性ありますもんね」と最後は胸を張った。