フリーアナウンサーの小倉智昭さんが9日、都内の自宅で亡くなった。77歳だった。
小倉さんがキャスターを務めたフジテレビ系「とくダネ!」に出演した俳優の松尾貴史(64)は10日、自身のX(旧ツイッター)を更新。「プロフェッショナルの技と心意気の人でした。話術の達人。本物の喋り手がまたひとり去ってしまいました。哀悼」と悼んだ。
小倉さんは16年5月、初期の膀胱(ぼうこう)がんを公表し、18年に膀胱を全摘出手術。22年10月、肺への転移が判明し、抗がん剤治療の影響で、腎臓に副作用が発現。昨年12月1日に左腎臓の全摘手術を行った。その後、ステージ4の腎盂(じんう)がんであることが判明。今年1月に「余命は1年半。3年生きる可能性は8%ない」と宣告を受けたことを明かしていた。