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古市憲寿氏、小倉智昭さん追悼「昭和22年生まれは首しめても死なないって笑っていたのに」


社会学者の古市憲寿氏が、9日に亡くなったフリーアナウンサーの小倉智昭さんをXで追悼しました。古市氏は「小倉さんのいない世界は寂しく、不安」と述べ、彼の存在が今後も励みになると語っています。古市氏と小倉さんは共著「本音」を発表しており、その絆が深かったことが伺えます。古市氏はフジテレビ「めざまし8」にも出演し、小倉さんが病中でも元気だったことを振り返りました。小倉さんは、2016年に膀胱がんを公表し、さまざまな治療を受けていましたが、転移が進行していました。

古市憲寿氏のXから

社会学者の古市憲寿氏(39)が10日、X(旧ツイッター)を更新。9日に都内の自宅で亡くなったフリーアナウンサーの小倉智昭さんを追悼した。

「朝方、フジテレビからの連絡で、そのニュースを知った」といい「『昭和22年生まれは首をしめても死なない』って笑っていたのに」と書き出した。

続けて「小倉さんのいない世界は寂しくて不安だけど、誰かと小倉さんの話をするたびに、知らない小倉さんが増えていくんだと思う。これからも小倉さんの存在に助けてもらうんだろうな」とつづった。

古市氏は小倉さんとともに新潮社から「本音」という共著を出している。この日、フジテレビ系「めざまし8」(月~金曜午前8時)に生出演し「まだ実感が全然ない。病気のことは聞いていた。10月にお目にかかって、まだ元気で『オレが死んだら欲しい物、予約して』と冗談が言えるくらい元気な状態だった」とコメントした。

小倉さんは2016年(平28)5月、初期の膀胱(ぼうこう)がんを公表し、18年に膀胱を全摘出手術。22年10月、肺への転移が判明し、抗がん剤治療の影響で、腎臓に副作用が発現。昨年12月1日に左腎臓の全摘手術を行っていた。

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