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デーブ・スペクター氏「忖度しない素晴らしい司会者。毒舌だけど優しさ知る人」小倉智昭さん悼む


フリーアナウンサーの小倉智昭さんが77歳で亡くなりました。長年、共に番組を進行したテレビディレクターのデーブ・スペクター氏は、X(旧ツイッター)で彼を悼み、「とくダネ!」での22年間を振り返り、彼の忖度しない司会ぶりと優しさを讃えました。小倉さんは過去に膀胱がんを公表し、治療を続けていましたが、肺への転移と腎臓への副作用が発生。その後、ステージ4の腎盂がんであることがわかり、厳しい余命宣告を受けていました。スペクター氏は「天国で存分に話して欲しい」と感慨深く述べました。

デーブ・スペクター(2018年4月撮影)

フリーアナウンサーの小倉智昭さんが9日、都内の自宅で亡くなった。77歳。テレビディレクターのデーブ・スペクター氏が10日、X(旧ツイッター)を更新。小倉さんを悼んだ。

デーブ氏は「小倉智昭さんと22年間『とくダネ!』でご一緒にさせていただきました。忖度しない素晴らしい司会者。なんでも知ってて毒舌だけど優しさを知っている人。よく怒られましたが、今はそれを誇りに思っています」と、番組で共演した小倉さんをしのんだ。そして「名物のオープニングトーク。天国にタイムキーパーがいないから存分に喋ってください」と語りかけるようにつづった。

小倉さんは16年5月、初期の膀胱(ぼうこう)がんを公表し、18年に膀胱を全摘出手術。22年10月、肺への転移が判明し、抗がん剤治療の影響で、腎臓に副作用が発現。昨年12月1日に左腎臓の全摘手術を行った。その後、ステージ4の腎盂(じんう)がんであることが判明。今年1月に「余命は1年半。3年生きる可能性は8%ない」と宣告を受けたことを明かしていた。

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