テレビディレクターのデーブ・スペクター氏が9日、ニッポン放送「高田文夫のラジオビバリー昼ズ」(月~金曜午前11時30分)に出演。今年を振り返る年末恒例企画にゲスト出演し、ドジャース大谷翔平投手(30)をめぐる盛り上がりに言及した。
MC高田文夫さん(76)から「大谷はスゴかったでしょ」と問われ、デーブ氏は「大谷スゴいですよ」。その上で「ただ、日本では全国のニュースでやってましたけど、米国は地域で応援しますから、ロサンゼルス界隈(かいわい)ではすごかった。野球通の方は知ってますけど、毎日はやらないんですよ。ワイドショーはやらない。特別にもやらない。スポーツニュースだけですから、日本はワイドショーで毎日やりますけど、そこは(米国と日本では)温度差がありますね」と話した。
さらに「経済効果もロス界隈しかないので、ニューヨークの新聞も全部見ますけど、ジャッジとかソトとかはやる。大谷はスゴいプレーヤーとしての認知はあるけど、話題としては思っているほどはないんですよ。(大谷は)ライバルですから」と話した。
高田さんから「じゃ、(大谷の通訳だった)水原一平は?」と聞かれて「いやー、報道しすぎておなかが“いっぺい”になっちゃった」と得意のダジャレで切り返した。
ただ、米国では「オンラインベッティングという賭けが合法で、大リーグもNFLも加担して、あおっていたので、ちょっと責任もある」などと話した。
そして、大谷が使い込みに気付かなかったことには「あれだけ野球にストイックで、野球しか興味ないとなれば、あの形なら通訳に頼ってしまう」と擁護。その上で「ボクも米国に行く前に戸田奈津子に電話しますよ。どこ行ったらいいですか、税関は何て言いますか、って」とボケで応じていた。