宝塚歌劇団花組トップ永久輝せあ、相手娘役星空美咲の新トップコンビが、東京宝塚劇場でのお披露目公演になる「エンジェリックライ」「Jubilee(ジュビリー)」に臨んでいる。東京公演は7日に開幕。永久輝、星空は初日前日に、公演に向けての取材に応じた。
新生花組の魅力を感じる瞬間について、永久輝は「ショー(=ジュビリー)で、皆さまがいらっしゃる客席降りがあるんですが、大劇場公演で花組生のみんなのきらめきをすごく実感し、この花組のメンバーとともにお客さまに届けられるというのが幸せだなと毎日思っていました」と話し、星空も「花組らしい、色とりどりのいろんなお花たちが咲いている花組を象徴するかのような作品」とした。
花組をどう引っ張っていきたいかと問われると、永久輝は「明るく朗らかに!」と即答し、「花組の皆さんは本当に明るい。明るさや自由さをつぶすことなく、幅を広げてあげられるように先頭に立って走りたい」と話した。
また、大羽根を背負った思いを聞かれると、永久輝は「覚悟していたつもりだったんですが、はるかに超える重みというものをずっしりと感じました。この重みを感じながらお届けすることが、どれだけ大変なことか思いましたし、より責任を持ってつとめる必要があると自覚しました」と語った。
25年1月19日まで。