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AKB48劇場リニューアル、高橋みなみ驚嘆「お金かかってんな」東京ドーム目指す後輩にエール


AKB48が秋葉原の専用劇場を全面リニューアルし、新たにオープンしました。この新劇場は座席数が144から160に増え、最新のLEDパネルやクッション性の高い座席が特徴です。オープニングセレモニーでは、ゲストの高橋みなみがこの変化を称賛し、歴史ある劇場の進化を喜びました。また、この劇場のオープンに合わせ、総合プロデューサーの秋元康が約9年ぶりに手がけた新公演「ここからだ」を初披露しました。総監督の倉野尾成美は東京ドームでの公演を目指すと宣言し、メンバーたちは新たな公演と共に次の目標に向けて前進する意欲を示しました。

リニューアルされたAKB劇場のオープニングセレモニーのテープカットで小栗有以(右)のテープが切れず心配する倉野尾成美。後方は佐藤綺星(撮影・千葉一成)

AKB48が8日、東京・秋葉原のAKB48劇場で、総合プロデューサーの秋元康氏が約9年ぶりに書き下ろした新公演「ここからだ」初日公演を行った。この日にリニューアルオープンとなった新劇場のセレモニーも行われ、グループの初代総監督高橋みなみ(33)がゲストとして登壇した。

同劇場は05年12月8日にグループ専用劇場として東京・秋葉原にオープンし、今年9月から老朽化による全面リニューアル工事を実施。オープン19周年当日となるこの日にリニューアルオープンとなった。

高橋は19年前の12月8日、同劇場からAKB48としての活動をスタートさせた。「AKB48劇場は今まで在籍してきた全てのメンバーにとっての始まりの場所、ホームだと思います。最初に改修工事が入ると聞いたときは少し寂しさもありましたが、この完成した劇場を見て、これで良かったんだなと。今のメンバーにとって素晴らしい環境になったと思いました」と笑顔で話した。

新劇場のステージ背景にはLEDパネルが装備され、臨場感のある映像演出が可能に。同劇場の象徴ともいえる客席の「柱」にもLEDパネルを装備し、ステージ映像などが映し出される。ステージの両端にはモニターを設置。座席数は以前の144席から160席に増加し、座面や背もたれがクッション性の高い素材に変更された。

高橋は会場を見渡し「ここまで変わるのかって驚きましたね。面影ゼロというか…。ちょっとあれですけど、お金かかってんなっていうのはすごく感じました」と笑いを誘った。「ロビーには今の時代に合わせた映え写真スポットとかもあって、令和の時代に合わせてブラッシュアップされたんだな」とうなずいた。

新劇場のオープンに合わせて、秋元氏が約9年ぶりに書き下ろした新公演が開幕。公開ゲネプロでは総監督の倉野尾成美(24)が「目指す夢は東京ドームのステージです」と宣言していた。

倉野尾はセレモニーで「東京ドームを目指すって軽々しく言っていい言葉じゃない気がしていて。でもいつかは目指すべきものだとは思っていました。新公演の準備をする期間にやっぱり本当に目指したいという気持ちが芽生えましたし、自分の口から言うことで始まるんじゃないかなって」と説明した。

グループ在籍時に東京ドーム公演を経験した高橋は「夢を掲げる、言葉にするってどれだけ大変なことかっていうのは私も総監督時代に経験させていただいています」と回想。「私がAKB48になった当時、グループの公式ブログのタイトルが『TOKYO DOMEまでの軌跡』だったんですね。メンバーたちは『無理無理無理』って。この劇場ですらお客さんが埋まってないのにって思ってました」と話した。

続けて「やっぱり秋元先生からの手紙なんですよね、劇場公演っていうのはAKB48を新しいフェーズに連れてってくれるものだと思います。公演の歌詞を受け止めて『自分たちの曲なんだ、ここから始まるんだ』って思った時に、東京ドームに立ちたいと思えたのは本当に素晴らしいこと。ぜひかなえてほしいです」とエールを送った。

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