橋本環奈がヒロインのNHK連続テレビ小説「おむすび」(月~金曜)の6日に放送された第50回の平均世帯視聴率が13・4%(関東地区)だったことが9日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は7・5%だった。瞬間最高は初回の16・8%。
時代は平成の“ど真ん中”、平成16年(2004年)。ギャル文化と出会った“平成ギャル”米田結が、栄養士として人の心と未来を結んでいく平成青春グラフィティ。「縁・人・未来」を結んでいく様子を描く。結は幼少期、神戸で暮らしていたが阪神・淡路大震災に被災。福岡・糸島に移住し青春時代を過ごした。高校卒業のタイミングで一家そろって神戸に戻り、栄養士を目指していく。
音楽担当は映画「呪術廻戦0」やアニメ「東京リベンジャース」などを手がけた堤博明氏。語りにリリー・フランキー。主題歌の「イルミネーション」をB’zが務める。
あらすじは、結(橋本環奈)は、翌日のこども防災訓練用の炊き出し準備を終えて、家で愛子(麻生久美子)とホッとするが、そこに聖人(北村有起哉)が帰ってきて、防災訓練の全体打ち合わせに結も参加するよう促す。打ち合わせで結は、炊き出しの人数が足りないので手を貸してくれる人が欲しいと言い、聖人は渡辺孝雄(緒形直人)の名前を出す。佐久間美佐江(キムラ緑子)らは難を示すが、結は立ち直る時間は野菜と同じで人それぞれだと説得する。
炊き出し当日、渡辺は姿を現す。美佐江が声を掛けていたのだ。佐久間菜摘(田畑志真)は震災の時、渡辺に助けられた礼を述べる。結がワカメのおむすびを差し出すと、渡辺はそれを食べる。
一方、社会人野球でスランプに陥っていた翔也(佐野勇斗)は投球練習中、変化球の感触をつかむ。