TBSの井上貴博アナウンサー(40)は2日、同局系報道番組「Nスタ」(月~金曜午後3時49分)に出演し、今年を代表する言葉を選ぶ「現代用語の基礎知識選 2024ユーキャン新語・流行語大賞」の年間大賞に選ばれた「ふてほど」について、複雑な感情を吐露した。
「ふてほど」は、同局系で今年放送されたドラマ「不適切にもほどがある!」の略称。昭和と現代のギャップの理解を探り共感を呼んだが、発表後、SNS上では「ふてほど」について「初耳なんだけど」「ふてほどってなに?」「聞いたことないです」など、驚きや疑問の投稿が相次いでおり、「ふてほど」「年間対象」は、2日午後、トレンドワードに浮上した。
この日の「Nスタ」では、同局系で放送されたドラマの年間大賞受賞を大きく報じたが、井上アナは社員としての喜びを口にする一方で、SNS上の反応が念頭にあるのか「ネットの書き込みを見ると、感情も忙しいし…選ばれたけど傷ついたみたいな、なんか…」と、素直な心境を打ち明けた。
すると、ともに番組MCを担当するホラン千秋(36)が「それは、全部ね、全部、そういうのはあると思います」と井上アナをさとすように話した上で「私はちなみに、番組冒頭で(トップ10の1つに選ばれた)『Bling-Bang-Bang-Born』が流れた時、井上さんが小刻みにリズムを取っていたのが、ちょっと印象に残りました」「(リズムに)のるんだと思って」と、井上アナをイジった。
複雑な心境を吐露した後、思わぬ一面を暴露されてしまった井上アナは「絶対に見られたくないところを見られたね。絶対に隠したいところだったね」と、恥ずかしさを隠すように大声で語った。しかし、画面に向かって「うそですよ」と言いながら、開き直ったように上半身を小刻みに揺らして見せたため、ホランから「あー、やってる、やってる」と、からかわれていた。