俳優柄本佑(37)の完全受注生産フォトブック「柄本佑1st フォトブック『1(いち)』」(講談社)が発売されることが1日、分かった。受注受け付けは開始は2日正午となる。
現在放送中のNHK大河ドラマ「光る君へ」(日曜午後8時)で藤原道長を演じているが、涙ながらに髪をそるシーンは記憶に新しい。そんな柄本を、本人たっての希望に応えるかたちで森山大道氏、荒木経惟氏の2大巨匠による撮影が実現した。
「ずっと憧れ続けてきた森山大道さんと荒木経惟さんに撮っていただきました」とし、「このお二方と名前を並べるなんて大変おこがましいのですが、やっと長い制作期間をへて、皆さんに近々手に取っていただけることをうれしく思います」とした。
2人の共著「森山・新宿・荒木」を愛する柄本。「今回大道さんには念願の新宿での撮影をお願いしました」とし、「荒木さんには、母から譲り受けたコートを着たり、ちょっと面白いシチュエーションでの撮影にオッケーいただき、スタジオでじっくり撮っていただきました」という。
「それぞれ本当に最高の時間となり、撮影日の夜は飲まずには寝られないくらいの興奮状態! まさに一生に一度の現場でした」と興奮気味に語り、「約1名、僕の家族も現場にゲリラ参加して、ちょこっと登場しています」と報告した。
同書には家族や少年時代、趣味、日常などについても濃密に語ったインタビュー「私的マガジン」も同梱。「おまけ的なコンテンツにはなりますが、初めてのフォトブックということでちょっとした僕の日常の話も、皆さんの隙間時間に読んでもらえたら」とした。
“おまけ的”というがそのボリュームは60ページ超。それでも「あくまでおまけなので、海外のフリーペーパーのような作りにしてもらいました」という。「本作りって難しい! 紙質とか重さとか、気になることがたくさん。でも楽しかったです」と振り返った。
柄本責任編集のボックス入り豪華仕様は、全冊直筆サインとシリアルナンバー入りとなる。「写真集は俳優人生で、もうこれ1冊なんじゃないかな」と言わしめるもので、一生に1度の特別版となりそうだ。「ぜひ皆さんにはお気に入りのカットを見つけて、思い思いに楽しんでもらいたいです」とアピールした。
発送は来年2月末予定。申し込みは申し込みサイト、詳細はwith digital、フォトブック公式Xで確認を。