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パックン、斎藤元彦知事の疑惑めぐり提言「『選挙管理士』的な専門家のチェックを通せば…」


お笑い芸人パトリック・ハーラン(通称パックン)は、兵庫県知事選での公職選挙法違反疑惑を受け、選挙活動の法令遵守強化策について提案しました。彼は、政治家が税理士や司法書士を利用して税務や法律事務をこなしているように、選挙活動や関連する収支についても専門の「選挙管理士」か弁護士がチェックする仕組みを導入するべきだと述べています。違法行為を防ぐために、選挙法の複雑さを考慮し、専門家によるサポートを政治家に提供し、彼らが政治活動に専念できる環境を整えることが重要としています。パックンはこのアイデアを以前から提案し続けており、今回の事例でも再び訴える機会としたようです。

パックン(2023年撮影)

「パックン」ことお笑い芸人パトリック・ハーラン(54)が26日、X(旧ツイッター)を更新。兵庫県知事選で再選されたばかりの斎藤元彦知事(47)に公職選挙法違反の疑惑が浮上している問題を受け、違反を防止する対策について提言した。

パックンは、斎藤氏の選挙運動をめぐる公職選挙法違反疑惑について報じた記事を引用。「【提案】今回の件は問題行為かどうか、さえわからないところだが、毎回思うことがある」と書き出し、「政治家でも税金を払うときは税理士にお願いし、確定申告に判子を押してもらっているはずだし、契約を作ったり、司法的な手続きをやるときは司法書士にお願いするだろう。同じように、選挙活動関連の仕事や収支は全部『選挙管理士』的な専門家のチェックを通せばいいのではないか?」との考えを示した。

続くポストでは「弁護士でもいいが、一つ一つ違法性がないことを確認し、その人にハンコを押して、責任をとってもらうことが大事だ」とした上で、「もちろん、選挙法違反をしてはいけないのが一番だが、複雑でわかりづらい法律の細かいところまでは政治家でも覚えるのが大変だろう」と、ミスが起きる可能性があることも推し量り、「その辺は専門家に任せて、政治家には『政治』に集中してもらったほうがいいのではないか」と提言。「実は、ずっと前から選挙法違反疑惑が浮上する度に同じ提案を何度もしてきている。そろそろ、誰か聞いてくれるかな?」と思いをつづった。

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