岡田将生(35)主演のテレビ朝日系ドラマ「ザ・トラベルナース」(木曜午後9時)の第6話が28日に放送され、平均世帯視聴率が12・1%(関東地区)だったことが29日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は6・9%だった。
優秀だがプライドが高く、感じの悪い岡田演じる那須田歩。物腰は柔らかいが大うそつきな中井貴一(63)演じる九鬼静。同作はこの最強ナイチンゲール・コンビの活躍を描き、世帯平均視聴率12・1%を記録したヒットドラマ2年ぶりの続編となる。
◆第6話のあらすじ
院長の薬師丸卓(山崎育三郎)が自ら口説き落として招聘(しょうへい)した天才外科医の上杉基弘(三宅弘城)。コミュニケーションが苦手で声も極端に小さいが、「神の手」と呼ばれるほどすご腕の彼を頼って、西東京総合病院には全国から患者が殺到。入院中の患者六平拓(やす)もついに1週間後、待ちに待った上杉の手術を受けられることになり、期待に胸を膨らませていた。
ところが突然、上杉は「医療への熱意を失った」と薬師丸に辞職を願い出る。熱意に満ちていたはずの上杉に何があったのか…。
上杉に敬意を寄せる歩は、力になりたいと渇望。事情を話してほしいと話すが、上杉は心を開こうとしない。
一方、新米ナース中村柚子(森田望智)は人知れず、ナースとしての適性に疑問を抱き、行き詰まっていた。プライベートで配信しているSNS動画の再生数も伸びず、「世界中から相手にされてない」と思い悩む柚子。
その直後、歩と静が激怒する事態が発生する。なんと“上杉がひた隠す秘密”を知った柚子が、バズりたい一心で上杉を盗撮。尊厳を踏みにじる暴露動画を作成してしまうのだった。