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肺がん告白の中田ボタン、余命宣告振り返る「もって1週間」「何もせんといて」


中田ボタン(76)が、桂小文枝(73)のYouTubeチャンネルで、ステージ4の肺がんと診断され「余命1週間」と宣告された当時のエピソードを語りました。2019年2月に病院で診断を受けたボタンは、初めは治療の拒否を考えましたが、家族の要望で抗がん剤治療を受けることになりました。最初の治療は厳しいものでしたが、ボタンは持ち前の体力で回復し、その後は4カ月間の入院を経て順調に健康を取り戻しました。2023年10月には小文枝の落語会にサプライズ出演し観客を楽しませました。

中田ボタン=2009年撮影

肺がん診断を告白した中田ボタン(76)が、25日までに更新された落語家桂小文枝(73)のYouTubeに出演。「余命1週間」と宣告された当時の様子などを明かした。

小文枝がゲストを呼び対談する同YouTube企画の第2弾。

2019年2月、それまでは体調不安を隠したまま舞台に立っていたボタンだが、吐血を繰り返し、ついに病院へ行ったという。ステージ4の肺がんと診断され、医師から「もって1週間」と宣告された。

ボタンは「もう、あかん」と失望しながら「先生、もうほっといて。何もせんといて」と、いったん治療を拒否したとも振り返った。

しかし家族が「なんとかしてください」と医師に頼み込み、抗がん剤治療を受けることに。「4種類あるうち最も体に負担のかかる抗がん剤を使うことになった」(ボタン)。

点滴を受けるうちに3日間、意識不明に陥った。体が震えるなど厳しい状況になったが、それまでも筋トレなどで鍛えていたボタンは驚異的に復活。2度目の抗がん剤治療で「それで(体調が)ましになった。パンや果物を食べられるようになった」。

結局、4カ月間入院。その後は小文枝も目を丸くするほど順調に回復した。10月26日には小文枝の落語会にサプライズ出演。観客を喜ばせた。

昨年2月には所属の吉本興業との契約を解消し、カウスとのコンビは事実上解散となった。

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