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ネットでの誹謗中傷に苦しんだスマイリーキクチ、恐れている言葉は「ネットで真実を知った」


スマイリーキクチはインターネット上の情報について、"ネットで真実を知った"という言葉が危険であると警告しています。フォロワーたちからは、ネットの情報をそのまま信じるのではなく、慎重に健全な批判的思考を持つ必要があるというコメントが寄せられました。キクチは続けて、マスメディアやネット情報の真実と虚偽の存在を指摘し、特にネット情報を無条件に信じてしまう人の思考の問題に言及しました。彼自身も以前に無実の事件でネット誹謗中傷を受けた経験があり、その危険性についての講演活動や著作活動を行っています。

スマイリーキクチ(2009年3月撮影)

タレントのスマイリーキクチ(52)が19日までにX(旧ツイッター)を更新。インターネットの情報について私見をつづった。

キクチは「僕が恐れている言葉『ネットで真実を知った』この危険を理解している人は少ない」と投稿した。この投稿に対しフォロワーからは「ネットがすべてではない事を、頭の片隅に置いて、生きております」「真実はあるかもしれないが嘘も紛れてることをこちら側は見定めないといけない」「一歩引いて本当に正しいか判断した方がいいですね」などさまざまなコメントが寄せられている。

キクチは続けての投稿で「マスメディアもネットも情報に真実もあれば虚偽もある」と前置きし「テレビを信じる人は『テレビの情報違うんだって』で納得する。ネットを信じる人に『ネットに書いてある情報違うんだって』と伝えると『そんな事はない』とSNSや動画で都合のいい情報をかき集めて嘘を認めない。思考力が歪むと『違う』が通じない」とつづった。

キクチはかつて、ネット上で殺人事件の関係者などといわれなきデマを書かれ、誹謗(ひぼう)中傷を長年受けた経験がある。ネットの危険性やモラルなどについての講演活動もしており、共著本「ネット中傷 駆け込み寺」なども出している。

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