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“市長会有志”尼崎市長「最後はほとんど斎藤さんの情報がSNSで席巻されるようになった」


2024年の兵庫県知事選で斎藤元彦氏が再選を果たし、元尼崎市長の稲村和美氏ら6人の無所属新人を破りました。尼崎市長の松本眞氏がテレビ朝日系の番組にリモート出演し、斎藤氏の選挙戦を振り返りました。松本氏は市長会の有志として稲村氏を支援しましたが、今回の選挙はSNSが大きく活用された異例の選挙だったと述べ、有権者からは混乱や不安の声も聞かれたとコメントしています。松本氏は文書問題が注目された中、既存のメディア報道が少なくなり、SNSが主要な情報源となったと指摘しました。

斎藤元彦氏(2024年9月26日撮影)

兵庫県尼崎市長の松本眞氏が18日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)にリモート出演。17日投開票の兵庫県知事選において、無所属の前職斎藤元彦氏(47)が、元尼崎市長稲村和美氏ら無所属6新人を破り再選を果たした件に言及した。

番組では再選を果たした斎藤氏の選挙戦の舞台裏を特集。松本氏は、選挙戦中、稲村氏の支援を表明した県内29市長による市長会の有志22人の1人だった。

松本氏は今回の選挙結果に「地方の首長選挙ではおよそ考えられないほどに、SNSが駆使された選挙になったと思っています」と言及。「有権者から聞いたのは、何を信じて良いかわからないという言葉や異様な選挙という言葉をよく聞きました。そういう意味でも、関心が高まった一方で新しい選挙の形が地方の組長選挙でも出てきたのかなと思っております」とコメントした。

「市長会有志」として関わった松本氏は「文書問題が大きくなって、在任中はテレビや新聞の報道が多かったんですけど、候補者が立候補表明をしたあたりから、既存の放送や新聞の扱いが相対的に小さくなった。一方で、その代わりにSNSの情報がどんどん出てきて、最後はほとんど斎藤さんの情報がSNSで席巻されるようになった印象を持っている」と語った。

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