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橋下徹、再選の斎藤元彦氏に「勝ちは勝ちですけど、本来なら」兵庫県知事選めぐり


大阪府知事や大阪市長を務めた橋下徹氏が、フジテレビの番組に出演し、兵庫知事選で斎藤元彦氏が再選を果たしたことについて語りました。橋下氏は、斎藤氏の再選において「票が分散した」という意見に対して、「上位3名の得票数を見る限り、分散とは言えない」と反論しました。また、斎藤氏の得票率が過半数には至っていないことを指摘し、「不信任決議を受け、本来なら議会解散し、議会の過半数を味方につける必要がある」との見解を述べました。斎藤氏は約111万票で再選を果たし、2位の稲村和美氏は約97万票、3位の清水貴之氏が約25万票という結果です。

橋下徹氏(2023年7月撮影)

大阪府知事や大阪市長を務めた弁護士の橋下徹氏(55)が18日、フジテレビ系「めざまし8(エイト)」(月~金曜午前8時)に生出演。17日投開票の兵庫知事選において、無所属の前職斎藤元彦氏(47)が、元尼崎市長稲村和美氏ら無所属6新人を破り再選を果たした件について言及した。

斎藤氏の再選について「対抗馬が多く票が分散した」との指摘について、「上位3名が事実上の決戦のような感じで4位以下が1ケタ台ですから。これぐらいの選挙は普通なので分散とは言えない」と反論した上で「仮に(得票数3位の)清水(貴之)さんが出馬せずに稲村さんと斎藤さんの一騎打ちでも、清水さんの票が全部稲村さんに行くわけではないので。分散ということは関係なく、有権者が特に若い人が情報を元に、今まで投票に行ってなかった人がかなり行きましたから。その効果だと思いますけどね」とコメントした。

一方で「勝ちは勝ちですけど、稲村さんの方に97万(票)ですからね。不信任決議が出て、本来なら議会解散して、議会の過半数を味方につけなきゃいけない。斎藤さんの得票率は過半数ないですから。そこはしっかり斎藤さんも受け止めないとけない」と語った。

再選した斎藤氏は約111万票、2位の稲村氏は約97万票、3位の清水氏は約25万票だった。

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