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野口健氏、兵庫県知事選で「大手メディア=世論の時代はもう終わった」けど「SNSが…」注意喚起


アルピニストの野口健氏がSNSで、兵庫県知事選での斎藤元彦氏の圧勝についてコメントしました。野口氏は、若い有権者がSNSを情報源に選んだことが、勝因となったと指摘。彼は「大手メディア=世論」の時代は終わりに近づいていると述べ、既存メディアへの不信感が高まる一方で、SNSなどの不確かな情報の増加を懸念しています。野口氏は、真実を見抜く力が重要であると訴えています。

野口健氏(2023年撮影)

アルピニスト野口健氏(51)が18日までにX(旧ツイッター)を更新。17日投開票の兵庫県知事選において、無所属の前職斎藤元彦氏(47)が、元尼崎市長稲村和美氏ら無所属6新人を破り再選を果たした件に言及した。

「トランプ旋風が日本のとある地域にも吹いたように感じます。これだけ圧勝するとは大手メディアは予想していなかったのではないでしょうか」と投げかけた。そして「特に若い有権者はメディアよりもSNSの情報をより参考にしたのでしょう。トランプ氏大勝利について『アメリカメディアの敗北』という指摘もありますが、そのうねりが太平洋を渡ってきたような印象あり」と私見を披露した上で「いずれにせよ『大手メディア=世論』という時代はもう終わったのでしょう」とつづった。

さらに「『人を引きずりおろすだけのメディア』という有権者のコメントがテレビで紹介されていましたが、まさにその一言が全てを表しているのではないでしょうか。大手マスコミに対する不信感が増している中で、しかし、大手メディアが衰退していくと不確かな情報が多いSNSが主役になる危うさも感じます」と指摘。

最後に「以前も呟いたように膨大な情報から何がより真実に近いのか、見分ける力を我々ももたなければならないのでしょう」と訴えた。

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