プロ野球国鉄(現ヤクルト)などで内野手として活躍した徳武定之(とくたけ・さだゆき)さんが14日、悪性リンパ腫のため東京都の病院で死去した。86歳。東京都出身。
次女は歌手の郷ひろみ(69)の妻で、郷にとっては義父にあたる。徳武さんの次女は大学生時代にタレント活動をしており、郷が知人を介して知り合った当時は一般企業に務めていた。
郷は12年3月31日に結婚を発表。郷は徳武さんとゴルフを一緒に楽しみ、家族ぐるみの交際をへてゴールインし、郷が自宅を訪ねることや、食事を楽しむこともたびたびあったという。徳武さんは郷について周囲に「人柄がとてもいい。(歌手としても)大好きだった」と話していたという。
同年10月23日、郷は妻とハワイで挙式。翌年1月19日、都内のホテルで披露宴を行った。徳武さんが東京・早稲田実高OBだったこともあり、披露宴には同校先輩の王貞治氏、同校後輩の斎藤佑樹氏(当時日本ハム投手)も参加した。