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裁判終結で「松本人志」と「文春」が得たものとは 「ミヤネ屋」出演弁護士が推察


大阪地検検事出身の亀井正貴弁護士は、日本テレビ系「ミヤネ屋」で、ダウンタウン松本人志が週刊文春に対して起こした名誉毀損訴訟の終結について解説しました。松本は文春に性的行為強要疑惑を報じられ、損害賠償を求めていましたが、最終的に訴えを取り下げる方針を明らかにしました。亀井弁護士は訴えの取り下げは、訴訟そのものがなかったことになるとして、松本側が裁判を通じて主張をアピールできた点で意義があったと述べました。また、週刊文春側は訴えの取り下げに同意し、逆に負けたわけではなく、主張を維持することで大きなデメリットはないと説明しました。

松本人志(2022年撮影)

大阪地検検事出身の亀井正貴弁護士が8日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜午後1時55分)に出演。ダウンタウン松本人志(61)が「週刊文春」に性的行為強要疑惑を報じられ、名誉毀損(きそん)されたとして発行元の文芸春秋らに5億5000万円の損害賠償などを求めていた訴訟の終結方針が明らかになったことについて言及した。

前段で「訴え取り下げというのは、訴訟上の和解と違って、最初からなかったことになるんですね。裁判そのものがなかったことになる」と説明していたが、「裁判することでアピールすることができたわけですね。その分、文春にいろいろ書かれましたけど、アピールはできたわけです。アピールできた状況で終わらせることができるわけですから。最後の段階まで行って、どんな判決か分からないものを待たなくても終われるので。やったことの意味はあったと思います」と語った。

一方で週刊文春が松本側の取り下げに合意したことついては「請求されてるのものが無くなってしまうわけですよね。形としては0で解決できたわけです。尋問で女性が出てきて何かをやるという必要もなくなりました。文春側として負けたわけではないので。主張はそのまま維持すればいいだけので、デメリットはそんなに大きくない」と解説した。

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