橋本環奈がヒロインのNHK連続テレビ小説「おむすび」(月~金曜)の8日に放送された第30回の平均世帯視聴率が13・5%(関東地区)だったことが11日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は7・6%だった。瞬間最高は初回の16・8%。
時代は平成の“ど真ん中”、平成16年(2004年)。ギャル文化と出会った“平成ギャル”米田結が、栄養士として人の心と未来を結んでいく平成青春グラフィティ。「縁・人・未来」を結んでいく様子を描く。結は幼少期、神戸で暮らしていたが阪神・淡路大震災に被災。福岡・糸島に移住し青春時代を過ごした。高校卒業のタイミングで一家そろって神戸に戻り、栄養士を目指していく。
音楽担当は映画「呪術廻戦0」やアニメ「東京リベンジャース」などを手がけた堤博明氏。語りにリリー・フランキー。主題歌の「イルミネーション」をB’zが務める。
あらすじは、歩(仲里依紗)が付き人の佐々木佑馬(一ノ瀬ワタル)と一緒に東京へ帰る日、ハギャレンのメンバーが米田家に結の見舞いに来た。歩と会ったメンバーは、さすが大女優、本物でカリスマと歩を持ち上げた。それを聞いた歩は、考えた末、みんなをカラオケボックスへ連れて行った。あまりうまくない歌を披露。しかし本題はカラオケビデオに映った自身の姿だった。「大女優でもなくカリスマでもなく、ただのニセモノだから」とみんなに話した。しかし結はニセモノなんかじゃないと反論。ハギャレンのメンバーも賛同し、みんなでカラオケを歌った。家に戻った歩と結。結は「お姉ちゃんがうらやましい。やりたいことをやって…うちはやりたいことなんて、何もない。うちこそニセモノだよ」。歩は「やりたいことを思いっきりやっらいいじゃん」と諭した。なにか吹っ切れた結は子供の頃にやってもらっていた髪を結んでもらうこと、それをしてもらい、さらにはギャルメークもしてもらった。結はギャルになった姿を両親に見せ、歩も見守る中、「ギャルもやりたい。それに書道もやりたい。ただ門限も守るし、お父さんとお母さんに心配させるようなことは絶対せん」と、お願いした。聖人(北村有起哉)から「人に迷惑をかけんな。約束できるなら好きなことば、やれ」と許しをもらった。