屋良朝幸(41)、中川晃教(42)が5日、ミュージカル「SONG WRITERS」の初日前取材会を東京・日比谷シアタークリエで行い、息の合ったトークを繰り広げた。
作詞家森雪之丞さんが作、歌詞、音楽を務め、俳優岸谷五朗が演出するオリジナル・ミュージカルで、9年ぶりの再々演。陽気な作詞家エディ(屋良)と、気弱な作曲家ピーター(中川)のコンビを中心に、ブロードウェーでの成功を夢見る人々の奮闘を描く。
13年の初演で出会って以来の名コンビである屋良と中川は、再々演に「こんなにけいこ場が楽しい気持ちになったのは初めて」(屋良)、「一瞬一瞬がいとおしい」(中川)とうれしそう。屋良との出会いを「運命の人と出会ったみたいな」と振り返った中川は「この作品で出会って僕たち結婚した、みたいな」とにっこり。屋良が「ないないないない。疑われるから!」と猛ツッコミで返すなど、息ぴったりの様子をみせた。
互いに「自分にないもの」に魅力を感じるという。中川は屋良の魅力について「何にも臆さない感じと、舞台に立つ人間としての厳しさ」と回答。屋良は、中川の魅力について「ある意味、器用じゃないところ。器用じゃないからこそ、台本を綿密に紐解いていく」と話していた。
ほかに、実咲凜音、武田真治、森雪之丞さん、岸谷五朗も登壇した。